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私達はあるがままに生きていきたい。ただそれだけです。



初めて閲覧下さる方は、カテゴリーの『初めての方へ最初の挨拶』からご覧ください。

"状態"について

これ見よがしにこのブログのページを開いたまま意識を代わられたので…折角だし、一言書いてから寝るか。

俊成はどうも恵名さんのを始め昔作られていたホームページたちの資料やらを部屋から掘り出して触発されてブログを立ち上げたようだが、基本的に彼と違い、口や文章で説明するのが苦手なようだ。本人も苦手だと言っているが、俺から見ればこれだけはっきり開示の方向に乗り出したこと、あれだけ長い記事でまとめてきたところは流石と思う。恵名さんと同じ準権力者と呼ばれる存在であるわけだし…。

しかし心理学系の奴らは、頭が回り過ぎて逆に適切な言葉が出て来なくなっているんじゃないか?

俺にしてみると、「自分達の状態」を言い表すとたった一言です。

 

自分自身という存在が、肉体や戸籍とは別人である。

 

これに尽きる。

俊成も同じはず。他の奴らみんな同じはず。

俺らの多くが「器」と呼ぶこの身体、いわば着ぐるみの中に、俺達大勢の魂、別の存在ともいえる人間達が閉じ込められている。

 

ありのままの現状を述べるとしたらこの一言に尽きます。

ただ、世の中どうやら身体がひとつならば中身も一人というのが一般論のようなので、外から見ただけでは俺達の状態はわからないだろう。

 

ではどうして問題なのか。

まぁ考えてみてください。ある日突然、自分が誰か別の人間と入れ替わってしまったらどうなるか。周りは疑いもなく外見上の人間として扱ってくる。だがあなたはその人間とは当然名前も違えば、もしかすると性別も違うかもしれない。性格や癖、持っている記憶、考え方、生きてきた環境も違う。そんな状況に置かれた時、完璧にあなたは周りが求める人物像に対応できるだろうか。少なからず問題は、生じないだろうか。

 

ここまで話して、そんなことがあるはずがないと頭から否定する人間、「今、ここに存在し、この記事を書いている俺という存在」を否定する方は、お互いの人生の為精神安定のため、このブログとはもう関わらないでいただきたい。ただそれだけの話です。

もしそれで多少なりとも共感を持たれる方、共感などはないがどのような状態なのか理解したい、受け入れていきたいと感じて下さるような方は、ぜひ今後ともこのブログや俺らとお付き合い下さい。

 

…ほら、1000字以内に納まってませんか。

 

基本的に、人生の中でこのように自分達の状態をカミングアウトするようなことは本当に数回しかありませんが、大抵カミングアウトした人間とは切れています。いや事実としては、カミングアウトしなくても俺達は人間関係を作れず、多少続くような関係ができても悉く切れています。小さい頃から、利用されるだけされては切られの関係が多かったようです。今現在も仕事以外の人間関係はほとんどありません。

そういうこともあり、自分達の(全体であれ個人であれ)開示をするということに恐れを持つ人間が多いんです。俊成などもそういう意味では警戒心が強いのでしょうね。だから肝心なところをうまく表現できない。

とはいえ、理解の欠片を示す気もない人間が読むかもしれないのに、誹謗中傷のネタにしかしない奴がいるかもしれないのに、その中で余分な情報は漏らしてしまいたくない。

知りたくない人やそちらの人生とは相容れない人、誹謗中傷ひやかし、無駄な存在否定にしか持っていかない人間は、お互い時間の無駄ですやめましょう。以上。

 

ところで今までブログやTwitterなど書いていた時は、記事の最後に自分の名前を書かない場合があった(自分もそうだった)。はてなブログの特性を活かして文責者までカテゴリー分けしてしまうというのはなかなか面白いと思う。はてなブログはカテゴリーを増やすのが非常に楽で、複数のカテゴリーをひとつの記事につけられる上、そのカテゴリーを選択するのも楽。こういうの書く奴は大抵主人格陣(表の日常を担うことが多いメンバー)でだいたい決まっているし、自分の名前を文の最後に残すことに恐怖や抵抗がある場合でも、ただ選択するだけなら気持ちも軽減されると思う。読む側もカテゴリーはわざわざ見ないと目には飛び込んできにくいかもしれない。

 

と、いうわけで、この記事の制作者は俺、和樹でした。

では、お休みなさい。