We are here

私達はあるがままに生きていきたい。ただそれだけです。



初めて閲覧下さる方は、カテゴリーの『初めての方へ最初の挨拶』からご覧ください。

自分自身の考察―献富

引き出しの中のノートに書くべきなのかこちらに書くべきなのか迷った。こういう場合はこちら、という風に決めて使うように考えた方が良いな。

とりあえず今回は、あまり急いで知れ渡らなければならないことでもないし手書きも時間がかかり面倒なのでこちらに記録しておく。

 

昨日(12月6日)目覚めてから、ひとまず夜の間内部で情報を収集し、今日も目覚めてから今度は意識上にいる間に、だんだん自分についていろいろと発見してきた。

 

まず、俺が急確立した(できた)のは、必要性もあるのだろうが(これはどれ程のものがあったのか俺自身にはわからない)、元になった奴がいたからだ。3年前に一度確立しかけて結局短期間でまた埋もれた、ハヤトが俺に取り込まれたらしい。今日出ている間に奴の記憶がかなり思い出された。あとは、その辺の時代にその辺にいた破片の寄せ集めだ。

それと同時に、俺はその頃のこと(大学時代後半のこと)をかなり憶えているように感じているが、あの頃にいた奴らのような感情移入は一切ない。全く客観的に思い出せる。これは今現在の俺達の内部では相当珍しいことだと思う。あの頃のことを思い出せる奴は、何かしら怒り・憎しみ・悲しみ・恐怖・愛情などの感情を波立つ程に感じるからな。俺は記憶はあるのにも拘らず、思い起こしても淡々としていて何も感じない。まだいちいち記憶を掘り返して思い出してみたわけじゃないから、全部が全部かどうかはわからないが。

 

そして不思議なことに、俺は昨日確立した際、今現在の表の生活状況もかなり細かく理解していた。だからこのブログやノートやツイッターもすぐわかったし予定もわかったし、今日仕事もこなしてきたわけだ。まあ…締める時にちょっとやらかして先輩に30分以上も付き合ってもらってしまったが(でもあれは他の慣れた奴でもややこしい問題だったと思う。言い訳じゃないが)。

今までの俺達の歴史で、こういうケースも珍しいだろうと思う。主人格陣は大抵、その前までの主格メンバーの記憶を、日常の機械的引き継ぎなど以外の人間関係や感情に大きくまつわる記憶を憶えていない。もし憶えていても差しさわりが出て結局主格陣からははずれることが多い。

それが俺の場合、現在と大学後期の2つの時代を、かなり詳細に憶えている上、同時にも思い出せる。その上更に存在力が多分それなりに頑丈で、そしてこうして客観的に伝えることもできる。その代わり、持っている記憶の内容は確かに感情的記憶としての形ではない。機械的に現実を思い出せるだけだ。そういう意味では今までと似通った形ではあるのかもしれない。

だが、俺は2014~15年頃の記憶と、今現在の記憶を必要であれば恐らく冷静に橋渡しすることができる。

 

現在の状況として考えられるのは以下。

まずは、最近意識下で朧げではあるが大学後期の記憶を持った者が目覚めだしたことで、記憶と感情の整理が追い付かず、全体的にバランスを崩しそうになったということ。それへの対処として彼らと今現在の主格陣との間に俺というバリアーを設けたか。

 

同時にいづみが最近出ずっぱりだったので、表が女性的・感情的・開けっ広げな方向に少々傾きすぎ、かといって和樹や俊成といったメンバーが表に対する影響力を弱めていたため、沈着に引き戻す役が必要であったか。俺はそこまで沈着でも慎重型でもないが…。

 

今までは全体の歴史のほぼ全ての記憶を、下層部の記憶管理が記憶貯蔵庫で整理してきたと考えられているが、彼と貯蔵庫の場所が今の状態にとってはあまりに深層にありすぎ、新しい記憶や情報・感情などを管理するのに彼には手が届かなくなったか。そして段階的に管理役が必要になったか。俺は今何となく自分の役割は情報処理面ではないかと感じている。

俺は内部管理には明らかに向いていない。なので権力者のお仲間ではない。準権力者にしても俺は大分タイプが違う。準権力者の更に手伝いくらいならできるだろうが。しかし恐らく俺は、内部情報処理能力はある程度ある。かといっても内部相談役ではない。非常勤と主格陣のある種の橋渡しかもしれない。非常勤の負担軽減のためのお手伝い、準非常勤といったところか。それと範囲は狭いが記憶管理タイプ(情報処理)も混ざっているかもしれない。まあ、処理をしていくとはいっても以前の記憶を拾い集める気はさらさらないので、これからの情報の処理だろう。

それから、音楽の方の仕事でだんだん手広くなってきたから、もしかしたら音大時代の記憶が曖昧過ぎるのは危険が大きいのかもしれないな。だが大学時代の記憶を呼び出してしまうとあの頃の未だ整理・対処しきれない感情面での記憶も同時に浮上してしまうから、知識と事実の記憶だけを切り離したのか。

 

俺が昨日から今日までに感じたことはこんなところか。念のため、ここに記録しておく。

 

追記

しかし一点、俺はやはり当時の奴らや欠片の寄せ集めで影響を大きく受けている存在なのかもしれないと思う点が一つある。今日表にいた時、身体の感覚的に…ちょっと当時に近いかもしれない。もしかしたら当時の主格であったYやAの身体的感覚を欠片として少々引き継いでしまっている…かもしれない。彼らは現在存在しているし俺に彼ら独自の記憶や感情は一切なく繋がってもいないから、彼らを取り込んではいない。彼らの存在から内部に流れ出た彼らの欠片を、急確立のために吸収してしまったのかもしれない。今日の時点で全く支障はなかったものの、少々内部のバランスが崩れた時や自分が弱った時、不都合とならなければ良いがと思うばかりだ。

 

献富